西村衛生ボーロ本舗について

京都御所南の地で生まれ
愛されて130年余り

明治26年、創業者西村元吉の手によって、
京都御所南の地で生まれ、愛されて130有余年。
衛生ボーロ一筋に伝統の味を守り続けて参りました。
お口の中にふんわり広がる懐かしい風味のボーロを
ここ京都からお届けいたします。

お店外観

衛生ボーロの由来

明治時代、疫病が大流行したことから子ども達に
「栄養価が高く、衛生的で消化の良いお菓子を」との想いで
「衛生ボーロ」の商品名で製造を始めました。

豆知識

ボーロ(bolo)は、ポルトガル語で、お菓子の総称です。
室町時代の末期以降、ポルトガルやオランダなどから伝わった南蛮菓子のひとつです。
当初は卵を使用せず、小麦と水、砂糖からつくられていたそうです。

西村衛生ボーロ本舗の3つのこだわり

添加物不使用
シンプルだから美味しい

ほろりと軽いくちどけを生み出す
このシンプルなプレーンボーロの原材料は馬鈴薯でんぷん、砂糖、水あめ、卵のみです。
シンプルなおいしさを大切にしております。

シンプルだから美味しい

美味しさの秘密
品質にこだわった原材料を使用

衛生ボーロの原材料は高品質なものにこだわって使用しております。
また、香料・着色料・保存料・膨張剤不使用で、安心してお召し上がりいただけます。

美味しさの秘密
  • 高品質な原料を
    使用した
    野菜パウダー
  • 卵由来の
    健康に良い
    カルシウム
  • 京都宇治産
    抹茶・ほうじ茶
    パウダー

安心をお届けする
ボーロ専用の工場で生産

できる限りアレルゲンを減らしたお菓子を目指し、試行錯誤を重ね、現在ではアレルギー特定原材料28品目のうち、卵のみアレルギー物質となっております。
小麦粉も入っていないため、グルテンフリーボーロです。
ボーロ専用工場で生産しており、コンタミネーションもございません。

西村の衛生ボーロを生産する梅津工場のご案内

梅津工場は、2018年に新設した衛生面を強化した最新鋭の工場で、
品質第一をモットーに衛生ボーロを生産しております。

原材料をミキサーで攪拌
原材料をミキサーで攪拌
練りあがった生地をカッターでキューブにし、ドラムで丸く
練りあがった生地をカッターでキューブにし、ドラムで丸く
長いトンネルオーブンを通り、焼き上げる
長いトンネルオーブンを通り、焼き上げる
規格の通ったボーロをコンベアで2階のエリアへ
規格の通ったボーロをコンベアで2階のエリアへ
各種、それぞれの包装機で袋詰めされる
各種、それぞれの包装機で袋詰めされる
包装された商品を金属探知機・ウエイトチェッカーを通り、人の目によって検品された後、箱詰めされる
包装された商品を金属探知機・ウエイトチェッカーを通り、人の目によって検品された後、箱詰めされる
シートシャッター設備の出荷場から全国へ出荷される
シートシャッター設備の出荷場から全国へ出荷される

西村衛生ボーロ本舗のものがたり

明治
はじまり
御所に出入りする武士を相手に刀屋を営んでいたが、武士の帯刀が禁止されたため転身
1893(明治26年)
初代西村元吉は、西村衛生ボーロ本舗を創業。
当時全国的に疫病が流行していたこともあり、「衛生的で消化の良いお菓子を」
との想いから当時の流行語であった衛生という言葉を用いて『衛生ボーロ』を製造販売。
屋号の尾張屋は、刀屋の時のものを受け継ぐ。

愛情いっぱいの手作り

創業当時のボーロづくりはすべて手仕事。
材料を手で練り上げて、肉屋のミンチ機みたいな器具で生地をにょろにょろと押し出し、サイコロ状にカット。根気よく丸くなるまでザルの上で転がし、石炭燃料で高温にした鉄板の上でもコロコロ転がしながら焼いていました。

大正
昭和
1954(昭和29年)
二代目西村桂次郎は、機械導入により大量生産に成功。
一斗缶入りの商品が一般であった業界で袋入り商品を先行販売。

作り方・売り方改革

当時のボーロはバラ売りで、はかりで量って新聞紙で包んでいました。
「お客様に、すぐお渡しできるように」と先代の社長が袋詰めにして売り出したところ、大ヒット。
もっと大勢のお客様に、たくさんお届けできるようにと…機械化に踏み切りました。

1960(昭和35年)
ラジオでCMソングが流れ『坊やが知ってるママの味』のキャッチフレーズで人気となる。
1967(昭和42年)
株式会社 西村衛生ボーロ本舗 設立
三代目西村健 代表取締役社長に就任
1968(昭和43年)
本社向かいに鉄筋3階立ての新工場新設
包装機・バンドオーブン導入によりオートメーション化
1970(昭和45年)
関西人なら誰もが知ってる懐かしのCM

お徳用ボーロ缶

染色家・皆川泰蔵氏の木版画があしらわれた、
昔のお徳用ボーロ缶です。集金箱として奇跡的に残っていました。

  • 現在は取り扱っておりません。
まぼろしの記念ボーロ
1973(昭和48年)
5連包装機導入により5連商品が大ヒットした
1985(昭和60年)
百年以上にわたる伝統技術の継承にて京都府知事より京の老舗表彰を受ける。
平成
1994(平成6年)
営業施設の食品衛生等に対して日本食品衛生協会より表彰を受ける。
2012(平成24年)
四代目西村淑子 代表取締役社長に就任
海外展開により販路拡大
2017(平成29年)
オスカー認定企業(優れた事業計画により積極的に経営革新に取り組む中小企業)に選定される。
京都府元気印中小企業認定制度に認定される。
2018(平成30年)
梅津工場新設
これを機に、小麦粉を抜きグルテンフリーへ。
テトラ包装機を導入
2019(平成31年)
経済産業省より『地域未来牽引企業』に選定される。
令和
2019(令和元年)
令和元年度京都中小企業優良企業表彰を受ける。
2022(令和4年)
京(みやこ)・食の安全衛生管理認証取得【梅津工場】
JFS-B規格 適合認証取得【梅津工場】

代表取締役社長西村淑子が「令和4年度 京都府産業功労者」を受賞

お問い合わせ

商品に関するご質問やご相談は
フォーム又はお電話にてお問合わせください